中国は現在空前のプーアル茶ブームです。
これは中国の急速な発展と共に人民の中にも裕福な層が増えたという事も原因の一つと言えますが、やはり一番の要因は選択肢が増えこだわりの上質な茶葉が次々と発売されている事だと思っています。
それ以前の雲南は国営の製茶工場のみだったのが、今や自由化と共に独立心旺盛な経営者が次々と個性的な茶葉を製茶する工場を立ち上げています。
こちらでご紹介するのは、プーアル生散茶です。
散茶とは成形しない状態のプーアル茶で、熟成させる為の餅茶と違い、通常のお茶の葉と同じく茶葉がバラバラの状態のお茶のことです。
故に茶葉の質が茶葉を見れば直ぐに分かりますが、こちらは新芽のみを使用した状態の良い生散茶です。
餅茶に熟茶と生茶があるように、散茶にも熟茶と生茶があります。
一般的に販売されている散茶は勿論熟茶ですが散茶にも生茶がありますので、ぜひ一度味わってみてください。
生散茶は保存熟成する事も可能ですが、どちらかというと直ぐに飲んでしまう種類のお茶と考えてください。
つまり直ぐに飲んでも楽しめるレベルの、厳選された茶葉を使用した生散茶です。
味わいは非常に軽く爽やかで、これがプーアル茶?と思われるかもしれません。
濃く抽出しますと、プーアル茶本来の味わいが出てきますが。
こちらの中国茶はメール便送付が可能です。
ご注文量が多い場合は宅急便送付になりますので、送料のご負担を頂く場合が御座います。
■ プーアル茶の特色
お茶は製茶仕立ての新茶が一番美味しい、これは種類を問わずお茶を賞味する上で一般的な常識です。
ところが唯一プーアル茶は古い(熟成された茶葉)ほど美味しく価値がある、プーアル茶は製茶された時点より茶葉が生きていて、天然の麹菌の力を借りて茶葉が発酵を続けるお茶なのです。
プーアル茶の産地は中国雲南省ですが、雲南省は気候が温暖で中国大陸の中では比較的年間を通して湿度が高い地区であること、またお茶の源と呼ばれる六大茶山(攸楽・革登・倚邦・莽枝・蛮磚・慢撒)は山深く人里離れて汚染の心配も薄いと言えます。
プーアル茶は元々雲南省の喬木型の大葉種を用いて製茶されており、茶葉が肥えて肉厚、そして柔らかいのが特徴です。
■ プーアル茶の製茶方法
プーアル茶の製茶方法は、殺青(茶葉を蒸して茶葉の酵素の活性を止める)→揉捻(茶葉を手で揉むこと)→乾燥(この段階の茶葉を晒青毛茶と言う)→熟成(約45日間)→再度蒸して成形(緊圧茶)もしくは成形しない状態が散茶として製茶されます。
ここで大切な事は、この段階でプーアルは生茶(自然発酵)と熟茶(堆積発酵)に分けられる事です。
熟茶はある意味茶葉を殺してしまい、強制的に短期間で熟成する大量生産型のプーアル茶ですが、生茶は茶葉を生かした状態で年月を掛けて熟成を重ねる価値の高い、本来のプーアル茶と言えます。
現代は時間も無く安価で大量生産を望まれるので熟茶という製法が生まれましたが、本来のプーアル茶とは生茶の事であり、生茶にこそプーアル茶を飲む価値があることを「恒福茶具」は強くお勧め致します。
「恒福茶具」が販売するプーアル茶は生茶であるとご説明してきましたが、一般に販売されているプーアル茶は100%熟茶です。
生茶こそ本来のプーアル茶であり、プーアル茶の効能も生茶にはその効能が期待できますが、熟茶にはそれ程期待は出来ません。
茶葉が生きている「生茶」と茶葉を最初からある意味殺して製茶する「熟茶」、どちらのお茶が価値が高いか?
茶葉の死んでいる「熟茶」が果たして年月を掛けて更に熟成をするのか?
生茶の味わいは熟成を重ねる事で味わい深く香り高く、より風味と価値が増していきます。
生茶を飲まれると、プーアル茶の概念が変わってしまう事をお約束致します。
アルミジップ袋に封入してお届け致します |
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透明の袋に入れて上をリボンで結び、 |
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花茶(お花のお茶):真空包装にてお届けしていますが、 |